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アニマルシェルターセミナー第2弾
~ボランティアに必要な基礎知識~実施

去る12月17日(土)、東京の日本獣医生命科学大学にて10月に実施されたアニマルシェルターセミナーの第2弾が開催されました。主催する日本動物福祉協会には、定員以上の申し込みが全国各地から集まり、当日用意された120名分の座席はすべて埋まる盛況ぶりでした。
第2弾では、第1弾のボランティアを受け入れる側を中心とした内容のセミナーに引き続き、シェルターボランティアをするために必要な基礎知識を中心に据え、実際に犬を使ってのデモンストレーションを入れながら、実践に向けてファーストステップを踏み出しました。

ボランティアプログラムを始めよう―第2弾―
(シェルターメディスン・カリフォルニア大学デイビス校 田中 亜紀 氏)

【講義内容】 シェルターのボランティアの役割、ボランティアプログラム、ボランティアの募集ノウハウ、一時預かりボランティア等。

~ボランティアに必要な基礎知識~ハンドリングとトレーニング
(日本獣医生命科学大学 水越 美奈 氏)

【講義内容】 シェルター内での行動学、ハンドリングに必要な運営ルール、ツール、トレーニング方法、猫の社会化等。

ボランティアが知っておくべきハンドリングの基本~人と動物、双方の安全のために~
(日本動物病院福祉協会認定家庭犬しつけインストラクター 矢崎 潤 氏)

【講義内容】 リードの持ち方、ゲージの出し入れ、大型犬の止め方、ボディブロック等、デモンストレーションを交えた実習

第2弾のセミナーはより実践的な内容が盛り込まれ、家庭犬しつけインストラクターの矢崎氏が参加者を交えて、実際の犬を用いたハンドリングのデモンストレーションを行いました。最初はリードの持ち方もおぼつかなかった参加者も、短時間のうちにスムーズなケージの出し入れや、中大型犬のコントロールの仕方を体得していました。
デモンストレーション終了後、講師の矢崎氏は「事前に知識を持つことにより人にとっても犬にとっても活動しやすい環境ができる。その意味でもこのようなセミナーが開かれ、そこで学ぶことは大変重要。ぜひ役立ててほしい。」と話していました。
参加者からは「ボランティアの経験が職員を上回っていたときの対処法は?」「ケージに入るのをとても嫌がる犬に対してどう対処すべきか?」など、実際にシェルターで起こっている問題やセミナーで学んだ知識を実践するための方法が積極的に質問されていました。