支援プロジェクト » 災害時動物ボランティアセミナーの協賛

(公社)日本動物福祉協会主催のアニマルシェルターセミナーに協賛

去る10月23日(日)(東京)および10月29日(土)(仙台)に日本動物福祉協会主催、日本動物病院福祉協会協力のもと、アニマルシェルターセミナーが開催されました。このセミナーは日本独自のボランティア研修を組織し、今後増大するシェルター運営のニーズに応え、緊急時においても迅速な動物救護活動が可能となるような優秀なボランティアを養成することを目標としており、マースはこの理念に賛同し、協賛いたしました。以下に東京会場での様子をお知らせします。

当日は100名以上の参加者が東京武蔵野市の日本獣医生命科学大学の講堂に訪れ、終日熱心に講義に耳を傾けていました。講義内容は以下の通りです。

ボランティアプログラムを始めよう!
(シェルターメディスン・カリフォルニア大学デイビス校 田中 亜紀氏)

【講義内容】 ボランティアの必要性、仕事内容、トレーニング、安全の確保、モチベーションの維持、問題発生時の対応、等

シェルターにおける行動学入門
(日本獣医生命科学大学 水越 美奈氏)

【講義内容】 シェルターにおける動物のストレスを姿勢や行動から読み取る、環境マネージメント、譲渡を促進するための社会化の促進、等

シェルターでボランティア
(同 田中 亜紀氏)

【講義内容】 シェルターでのボランティアの役割、動物管理、基本的注意事項、シェルターに多い問題 等

ディスカッション
(同、田中 亜紀氏、日本動物福祉協会 山口 千津子氏)

各講義ではシェルターでの犬や猫の画像、動画などを用い、シェルターにおけるボランティアが持つべき知識や情報がわかりやすく説明されました。また、終了後は「子供の情操教育にペット飼育がよいとされているが、ペットにとって子供と接することはどのような影響を与えるか」「日本では高齢者の飼育放棄が増えているが、アメリカではどうか」など、活発な質疑応答がなされました。最後に行われた主催者である日本動物福祉協会の山口氏を交えたディスカッションにおいても、「受け入れるセンターが具体的な仕事を明示してくれるとボランティアの手を挙げやすい」「将来的にシェルター建設を考えているので参考にしたい」「今日の講演で10年間頑張ってシェルターを運営してきたことが整理された。他の皆さんもぜひ頑張ってほしい」等、様々な立場から、今後のアニマルシェルターにおけるボランティア活動の広がりを期待する意見・感想が多数寄せられました。

同セミナーは12月に第2弾が予定されています。第2弾は「ボランティアに必要な基礎知識」というテーマのもと、実際に犬を使ってのデモンストレーションを入れながら、実践に向けて、ファーストステップを踏み出す予定です。第2弾からの参加も可能ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。